はじめに
秋葉原はフィルムカメラを集めにおいて、そこそこ効率が良い街だと思います。
古くからあるカメラ屋が何件かあり、新宿には敵わないにしても徒歩圏内で数件回ることができます。
※ジャンクPCが好きなので、その見回りも兼ねていますが、詳細は割愛します。
秋葉原 オススメのカメラ屋
秋葉原 2nd BASE
秋葉原のUDX側、高架下にあるカメラ屋。
オシャレな店内には、実際にカメラに付けて試す事ができるオールドレンズなど、
オールドレンズを試したい人々からしたらかなり良い店だと思います。
中古カメラは高めですが、ジャンクカメラは破格で売ってあります。
例えば、PENTAX SP はよくジャンク棚に置いてありますが、すべて値札は300円です。
シャッターが切れるもの、切れないもの。巻き上げできないもの、できるもの。ミラーが上がりっぱなしのもの…電池室固着…など、状態は様々です。
比較的状態の良いものであれば、注油と清掃でシャッターが切れるようになると思います。
このあたりは経験と運かと思います。
ここでは、以下のカメラをジャンクで購入した実績もあります。
また、まだレビュー記事は書けていませんが、PENTAX SPがとにかく安くたくさん置いてあるので、何台か買っています。
モノクロフィルムガチャ(\1,000)など、面白いものもありますし、
フィルムの在庫もよくありますのでおすすめです。
数年前は、kodak ColorPlus 200が600円で売ってありよく買いに行っていましたが、最近は高くて買えなくなりました。
Kodak コダック カラーネガフィルム Color Plus 200 35mm 36枚撮 ブラック・ホワイト・ネガティブ・フィルム
秋葉原 レモン社
昭和通り口の方の雑居ビル2Fにあるカメラ屋です。
デジタルより、フィルムカメラの品ぞろえがどうみても多い良店です。
たまにデジタルカメラでも相場より安めに売ってある事があり、ショーケースは要確認ポイントとなっています。
ジャンクの棚を眺めに行くのと、スナップで使うAPCSカメラ（古いSONYのミラーレス）を探しによく行っていました。
ジャンク棚は正直あまり状態がよくないカメラが多いのですが、ごく稀に箱に入ったままのレンズ等が入っていることもあります。
値段は少し高めかな、と感じます。
ここでジャンクカメラを買った事は無いのですが、
中古で、SONYのスナップ用ミラーレスカメラを買いました。
フィルムも置いてあり、他より若干安く設定されているものもあります。
にっしんカメラ 秋葉原
昭和通りから、書泉のビル方面へ歩き、橋を渡った先にあるカメラ屋です。
ショーケースはきれいで、店員もフィルムの知識がありそうな感覚です。
中判カメラの品揃えも多少あり、ジャンクBOXには、由来がよく分からない謎のカメラが転がっていたりします。
以前は、フォーマット不明な超小型の、シャッター速度などもない（自分でシャッターを開けて閉める）年代不明のカメラが転がっていたりと、本当に謎です。
動く中古品は、あの値段を出して買うのは躊躇するな…といった価格帯（ジャンカーなので辛口）
逆に、ジャンクに振れば、面白い品自体はありますが、前述した2nd BASEのように300円で売っている…という事はありません。1000円くらいはするでしょう。
東京CAMERA
こちらも昭和通り方面なのですが、ヨドバシあたりから5分くらい歩いたところにあります。
売りは、Olympus PENシリーズなどのハーフカメラで、かなりのカラーラインナップで動作品が売ってあります。（皮の張り直しも7000円くらいでしてくれるようです）
オシャレなフィルムカメラ女子への訴求だと考えられますが、20000円以上と強気の価格設定です。
それでも、状態も良く整備済だと考えるとアリな選択肢だと思います。
ファインダーをのぞいたりしましたが、さすが整備済のカメラで、状態はかなり良かったです。
メンテナンスを自分でせず、ハーフカメラに興味があるなら一度覗いてみるのも良いと思います。
そのほか通常の中古カメラ（動作品）は、品数自体は多くありませんが、修理の窓口などもあるようです。
何故か、入口付近にいつも期限切れフィルムが置いてありますが、
1000円と強気の価格設定の割に、1997年期限切れ…など恐らく映らないのでは…レベルの期限切れのため、ちょっと手は出しにくいです。
特質しているのが、ジャンクのカメラ売り場。
なんと店外に一度でて、横の倉庫スペースみたいなところに山積みになっています。
とにかく、古いカメラ（蛇腹のカメラや二眼もある）から、オートのフィルムカメラまで品数は多いです。
価格は若干高めですが、探せば500円くらいで買うこともできます。
単焦点のオールドレンズもたくさん転がっていて、値付けが面倒なのか全て3000円です。
状態も様々なのですが、よく探せば3000円以上の価値があるものもあるかと思います。
Super-Takumar 55mm（M42)などは、黄変していない、かなり状態が良いものもありました。
掘り出し物を探す楽しさは、一番あるかと思います。
カメラのキタムラ 秋葉原店
雑居ビル4Fに入っている、カメラのキタムラです。
よく駅などに小規模な店舗が入っていますが、ここはきちんと中古カメラの品ぞろえがあり、店もそこそこ広いため、デジタルカメラの中古も探しやすいと思います。
値段はふつうにキタムラ価格なので、安くはありません。
中古で、状態を信じられるカメラを相場で買う、といったふつうの使い方ができると思います。
特質すべきは、古いカメラのワインダーなどのパーツが、きちんとした状態で売られている（保存されている）ということです。
山積みのBOXから適合するものを探すのもオツなものですが、
ふつうに清掃してショーケースに並べられているため、探しやすく状態も当然良いものが多いです。
値段も、あまり売れないのか安めだったと思います。
私はここで、Mamiya M645 1000Sのワインダーを1000円くらいで買いました。
なお、結局デカすぎる(重すぎる)のと、120フィルムを高速で巻きたい事が今のところは人生で一度も無いため、使っていません。
最後に
これだけの店をきちんと回ろうとすると、そこそこ時間が掛かります。
皆様も、計画的にジャンク屋をめぐって頂き、より良いジャンクカメラ生活を送って頂ければと思います。
誰も見ていないとは思いますが…
気になる事などあれば、気兼ねなくコメントしてください。
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