はじめに
10年前…
私が丁度就活をしていた時期だったと思います。
自分が本当に社会に出て働けるのか、親元を離れて生きていけるのか。
就職する会社はまともなのか。
何もかも分からないまま、福岡から名古屋の企業に応募し、東京に配属になりました。
当時から、私の趣味はカメラとバイクと楽器でした。
横に広く浅い趣味だったため、どれもあまり上手くはありませんでしたが、
写真の基礎は当時触っていた一眼レフに教えてもらったと思います。
当時を振り返りつつ、撮影した写真の添削をしながら、現像で救う…
というテーマで記事を書いてみようと思います。
糸島から見る夕日
構図としては、そこまで悪くないと思います。
海の描写は波感があって良いのですが、砂浜のディティールが暗くて失われています。
HDR的な写真が今は好みなので、暗い所は持ち上げて、写真全体の情報量を増やしてあげると良い今風になるのかな、と思います。
拡大すると手振れをしていました。
今だと、手振れをしないシャッター速度にするか、三脚を使うか、どうしようも無ければ一瞬呼吸を止めてゆっくりシャッターを押し、手振れを抑制した上で、ダメ押しで何枚か撮影すると思います。
当時の画像フォルダを漁って驚いたのが、この海岸では3枚しか写真を撮っていませんでした。
こんなロケーションで3枚しか撮らないというのが、今からすると意味が分かりません。
なお、RAWではなくJPGのみでした。
屋根の上の草
まず構図があまりよろしくありません。
安直な日の丸構図な上、右下が家の影になっていて、特に有用なスペースでもありません。
今撮影するとしたら、ちょっとカメラを左上に寄せるか、撮影位置を変えて、木々の方がボケて背景に入りつつ、空も映す…みたいな感じで整理すると思います。
現像の色は好みだと思いますが、新緑っぽかったので、空を思いっきり青くしてみました。
こちらの方が、より夏感が出ると思います。
バイク撮影
同級生とツーリングへ行ったときの写真です。
バイクに乗っている姿を撮影しましたが、当然のごとくブレています。
ブレの補正は難しいので、シャープネスを上げて、
色が全体的にくすんでいるので、少し鮮やかめに補正を掛けてみました。
夜桜
こちらも当然のごとくブレています。
何故か、光芒からも絞り込んで長時間露光を試している様子がうかがえますね。
(18mm F5.6 1/25秒でした)
これは、補正前の方が良いような気もしますね。
桜全体を明るくしようとしましたが、風情的な意味では前者でも良い気がします。
ともかく、もし自分が今夜桜を撮るならまず三脚を持っていきます。
路地裏
白飛びしていますね。
ハイライトを下げましょう。
みたいな手癖でいつも現像しています。
そのほか、こういった写真は特段周辺がボケていても単に解像度が落ちて見えるので、
明瞭度やシャープネスを上げる事で、全体的に締りがある写真(にしようとしています)
最後に
このシリーズ、やろうとすれば無限にできるので、書くことがないときや、撮影にしばらく行っておらずネタがないときにまた過去写真を掘り出して来ようと思います。
10年前の写真といっても、PENTAX K-rで撮影しておりますので、現像耐性があって助かります。
ガラケーの写真等だと、現像する余地すらありませんからね…
皆さんもたまには古い写真を掘り出してみてはいかがでしょうか。
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