Kodak Color Plus 200 とは
Kodak Color Plus 200は、35mmフィルムの中でも比較的安めに入手可能なフィルムです。
Kodak社からアジア圏などに売られているようです。
(日本はFujifilmのお膝元だからか、あまり見かけないかもしれませんが…)
スペック
商品名 | Kodak Color Plus 200 |
メーカー | Kodak |
ISO | 200 |
枚数 | 36枚 |
フィルムタイプ | 35mm カラーネガ |
Kodak Color Plus 200 をオススメする理由
値段が比較的安い
Kodak コダック カラーネガフィルム Color Plus 200 35mm 36枚撮 ブラック・ホワイト・ネガティブ・フィルム
1本あたり2000円しない金額で買えます。
※数年前は600円のセールで買っていましたが、Kodak社の価格改定やフィルム相場の全体的な値上げを受けて、これくらいの値段が相場となっています。
ISO200が丁度良い
室内でも明るいレンズであれば普通に撮影できます。
屋外でも少し絞ればふつうに撮影できます。
オールラウンダーとして、ISO200は非常に便利で潰しがききます。
色が良い
黄色っぽい色合いが出やすいですが、フィルムらしい写りで好感が持てます。
個人的にはFujiよりもこちらの方がフィルム感があって好きです。
Kodak Color Plus 200 のコスパ
フィルムで避けて通れないのが、コストパフォーマンス。
1枚あたり”現像含めて”いくら掛かるのか計算します。
フィルム代
Kodak コダック カラーネガフィルム Color Plus 200 35mm 36枚撮 ブラック・ホワイト・ネガティブ・フィルム
現在の価格:1690円 ÷ 36枚で…46.9円
1枚あたり47円とします!
現像代
ネットで出せば安い所もありますが、撮り終わった後はすぐ見たい派なので、キタムラへ現像へ出す前提とします。
現像代金:950円÷ 36枚で…26.38円
1枚あたり27円とします!
データ化 (CD化)
1本あたり、680円÷ 36枚で…18.88円
1枚あたり、19円とします!
合計
47+27+19= 1枚あたり93円
この時代、フィルムを買って現像するのは変態の嗜みだと思います。
1枚撮影するたびに、100円掛かっていると考えると、中々に高貴な遊びですね。
Kodak Color Plus 200 の作例
撮影機材
PENTAX MX
世界最小を謳う、機械式一眼レフカメラです。
PENTAX-M 50mm F1.4
PENTAXの大口径単焦点レンズです。
現像環境
カラーフィルムは自家現像が大変そうなのと、スキャン環境が無いためふつうにカメラのキタムラに出しています。
1時間くらいで現像してCD化までしてくれて、1500円くらいだったと思います。
作例
現像でCDにスキャンしてもらったものをそのまま貼っています。
※Photoshopなどで後から色味や露出を変えていませんので、色の参考にしてください。
最後に
写真を見て頂いて伝わったかは分かりませんが、アナログフィルムでなければ接種できない栄養があります。
もっと流行ってもらって、昔のような活気を取り戻す事ができれば安くなると思いますが、
もう望み薄の斜陽な趣味だと言えます。
逆に言うと、今でなければもう楽しむことが出来ないかもしれません
フィルムの製造・販売終了やラインナップが減り、
ただでさえ肩身の狭い中でできることは、買い支える事だけだと思います。
このフィルムは、日本国外向けに出されているもので、まだまだ東南アジアなど、海外では需要があるようですが、いつ終売してもおかしくありません。
※同じISO200のKodak GOLD 200は去年頃終売していました…
みなさん、たくさん買ってたくさん撮ってください。
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