はじめに
福岡に行くことになり、身軽なフィルムカメラとして「KYOCERA TD」というコンパクトフィルムカメラを持っていくことにしました。
フィルムは、飛行機で行くこともあり現地調達としました。
(X線の影響をなるべく減らすため)
カメラ「KYOCERA TD」について
プラスチックの安っぽい筐体のおかげか非常に軽く、機動性に優れたコンパクトフィルムカメラです。
CONTAX等に比べてデザインはあまり洗練されていませんが、これでも当時は5万円以上する高級機でした。
なお、CONTAXになる前のKYOCERA名義のカメラです。
きちんと稼働するものは、ソコソコレアだと思います。
カメラ屋のジャンクBOXより、1000円で救出しました。
Carl Zeiss Tessar T* 3.5 35
このカメラのすごいところは、こんな安っぽい見た目なのにCarl Zeissが搭載されている所にあります。
35mmと使いやすく、スナップに最適。
Zeissレンズなだけあって、かなりシャープに写ります。
細かいレビューは別記事で行いますが、使いやすい画角で自動巻き上げなので、
テンポ良く撮影できます。
フィルム ネオパン100 ACROS II
博多駅のヨドバシカメラで購入しました。
※カメラのキタムラでは、フィルムが全くありませんでした。
近年のフィルム値上げ&品薄が酷すぎて、
フィルムの個人輸入&自家現像を検討中です。
(薬品は買いました)
写真
博多駅
あえて苦手そうな逆光で撮影。
車のディティールが良いですね。
バスターミナルです。
露出もオートで撮影できて非常に楽なのですが、
どちらに寄っているか分かり辛いのが玉に瑕です。
観覧車など
稼働中なのですが、モノクロで撮影すると廃墟にしか見えません。
花も写してみたのですが、やはり色がないと情報が少ないですね。
動物
外の草を食べる悪い猿
最後に
フィルムは今のデジタルカメラと比べると不便で仕方がありません。
結局フィルムて撮っても、ブログに上げるためにはデジタル化する必要があり、最初からデジタルで撮影した方が効率が良いです。
今回も、東京へ戻ってすぐに秋葉原のヨドバシカメラへ現像に出しましたが、ネガとデータが出来上がったのは2週間以上後になってからでした。
この、不便さや撮影の大変さはありますが、出てきた写真を見るとやはりフィルムじゃないと出てこないようなものは、確かにあってそれが楽しいのかもしれないです。
(ただし、フィルム代や現像代が高すぎるのはなんとかしたい)
カメラのレビューはまた別に書きますが、
KYOCERA TD、写りは素晴らしいものでした。
ただし、操作性やAFの精度など、癖が強いので慣れる必要がありますね。
モノクロフィルムは初めて撮りましたが、カラーとは違って物の質感が強調されたり、色が無い分構図や構造物の形が強く印象に残りがちでした。
これを意識して撮影すれば、もう少し良い写真になったかもしれないですね。
ただ、ジャンクのカメラで適当に撮ったにしては、ソコソコよく写ってくれたと思います。
実は中判フィルムカメラを譲って頂いたので、そちらでもモノクロを撮影して、自家現像で安く撮影する試みを今試そうとしています。
また進捗あれば、こちらにも記載しようと思います。
それでは!
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